ぐるぐるノート: 眼球舐め、定義の話

2011-03-22

眼球舐め、定義の話

地震がありましたね。
被災された方々が一日も早く普段通りの生活が送れるよう願っています。

このような非常事態になると、皆様混乱しているからか、物事のあいまいさが際立ってくるような気がします。
原発、放射能の話が主ですが、テレビで危険さ、安全さを私達の生活に身近なものと比較して伝えられることが多いです。
レントゲンどのくらいにあたる、とか。

しかしだいたいにしてそれらを比較することには意味があるのか?比較している数値同士の単位すら、適切に機能する比較対象ではないのではないかということがとても多いように感じたりします。
このような伝え方をすることで、一つの数値に対する印象は様々に塗装され変形させられ、真実というものはなんなのかわからなくなってしまって我々の足下は気づくと溶け出していて
気づくと膝下まで色がごちゃごちゃに混ざり合った液体の中にある。
つまり、私は不安です。

でもいつも通り楽しいことを考え、物事に不満を抱え軽く文句言ったりしていっちょまえに人の意見を拝借して知的風に語ったりして満足して、とかいう生活を送れているのでまあよしとします。
楽しいことを生み出して伝えることのできる場も幸いながら持っているし。


というわけで長くなりましたが眼球舐め。



画像を発見したはよいものの、このくらいしか気に入っているものはないかも。
確かこれは鈴木清順のツィゴイネルワイゼンのシーンじゃないだろうか。

最近みてないけれど好きな映画です。

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