ぐるぐるノート: 冬縛

2011-02-01

冬縛

冬縛にいってきました。

2日間あるうちの2日目に。

冬縛っていうだけあって縄のイベント。

私が見たのはエロ王子、一鬼のこさん、MIDORIさん、びんごさん、奈加あきらさんとか。

一鬼のこさんのははじめてみたのですが、お話にはきいていた、
蛍光縄とライトを使ったパフォーマンスで非常にきれい。
しかしずっと、受け手さんって本当に強いな。。。と思いながらみていたことを思い出す。
体重が2キロとか増えても影響がでるのではないかと思うような身体への圧力や重力の負荷は
光の怪しさ華やかさ、縄のきれいさを上回る衝撃を私に与えてきていて、
ああ私も見方が受けて目線になっているのだなと思ったりした。

どんなパフォーマンンスにも言えることなのだろうけれど、パフォーマンスというのはディティールまで完璧であることを求められるもので
作り出す世界観の渦の中に人をひきこむということは細心の注意、見せ方へのこだわり必要なのだろう。

縄のイベントということだったので、観客は自らの視点をどこにおいているのかは人それぞれなのだろうけれど
完成されたパフォーマンスというものに気づけば自らの視点すら変化させられていた人は多かったのではないだろうか。


MIDORIさんのは男性2人を縛るもの。
男性同士の濃厚なキスシーンが長く、プロとして舞台に出る人はすごいなと思っていたけれど
本当にゲイの男性をモデルとして手配していたということをきき多少の納得感。

きれいな女の子がしおらしく縄を受けるっていうのが定番のような内容になってしまうのは仕方が無いところなのだろうけど
飽き飽きしていたそれらとはまったく異なるエンターテイメント性を感じて楽しめた。

音楽にしろ舞台にしろパフォーマンスにしろ、完璧な世界観をつくりあげるものを
その空間に自分をおいて体感できることは、自分の中にまた違った世界が注入され、異なる感覚を得させてくれていいものだな、と思ったりもした。

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